ICカード打刻による勤怠管理システム導入時にICカードを持っていないスタッフがいたら?

世の中の勤怠管理システムには、FeliCaカード(非接触ICカード)で打刻ができるシステムがKINPIRA CLOUDを含め多数存在します。

SuicaやPASMOなどの交通系ICカードや、楽天Edy、WAON、nanacoなどの電子マネーカード、またはこれらの機能が搭載されたクレジットカードなど、様々な種類のICカードがあるため、多くの人が1枚以上はこういったICカードを持っていることでしょう。(参考:FeliCa対応ICカード一覧

とはいえ、普段電車やバスなどの公共共通手段を利用しない人や、モバイルSuicaやモバイルPASMOを利用している人は、ICカードを1枚も持っていないこともあるでしょう。(※モバイルSuicaやモバイルPASMOなどは、その仕様上打刻用ICカードとして使用することができません)

どうしてもICカードで打刻を行いたい場合、どのようにしてICカードを用意すれば良いかまとめてみました。

市販のFeliCaカードを購入する

一番のおすすめの方法は、市販のFeliCaカードを購入することです。

交通系ICカードや電子マネーカードなどではFeliCa規格のカードが使用されていて、この「FeliCa規格のカード」というのは、社員証や入退室カードなどに用いられる用途で1枚200円以下の金額で市販のものが売られています。(参考:Amazonの販売ページ

このカードを何枚か買っておいて、ICカードを持っていないスタッフに渡すと良いでしょう。

交通系ICカードや電子マネーカードの発行を申し込む

もし事業所からICカードを用意してもらえない場合、スタッフ自身で市販のFeliCaカードを購入する方法もありますが、1枚だけの購入の場合は金額が割高になるので、これを機に今後使うことになるかもしれないICカードを1枚用意するのも良いかもしれません。

ただ、SuicaやPASMOなどの交通系ICカードの発行にはデポジット(保証金)が、楽天Edy、WAON、nanacoなどの電子マネーカードには発行手数料がかかることがあります。(このような機能が搭載されたクレジットカード発行の申し込み時は、発行手数料が無料になることが多いです)

もし、「クレジットカードは作りたくないけど、一切費用をかけずにICカードを手に入れたい」と思う節約意識の高い人には、次の方法がおすすめです。

クロネコメンバーズカードの発行を申し込む

クロネコメンバーズカードとは、宅急便の送料の支払いに使える専用電子マネーが搭載されたカードで、宅急便の送料が最大15%割引できます。

使用する電子マネーとして楽天Edy、WAON、nanacoの中から一つを選んで申し込む形で、こちらは入会費・年会費・初回発行手数料がすべて無料(カード再発行時は300円の発行手数料有り)なので、一切費用をかけずにICカードを手に入れることができます。

普段宅急便を利用する人にはとてもお得なカードなので、持っていて損はありません。

詳しくは、オフィシャルページを確認してください。

まとめ

ICカード打刻は、勤怠管理システムにおける数ある打刻方法の中でも最もおすすめの方式です。

勤怠管理システムの導入で打刻忘れが増えた!?その理由と対策とは?も併せてご一読ください。

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