無料勤怠管理システムKINPIRA CLOUDでは、ICカードやブラウザーの打刻パネルから行われた打刻情報はすべて履歴として残ります。
なぜ打刻の履歴を残す必要があるのか?
なぜ打刻の履歴を残す必要があるのかというと、ひとえに「打刻の改ざんを防ぐため」と言えます。
「遅刻したけど、打刻を始業時刻前に変更した」(労働者側の改ざん)や「退勤の打刻を勝手に変更して残業代を減らした」(使用者側の改ざん)などが該当します。
打刻の修正を行った場合でも修正前の打刻の履歴を残すことで、こういった打刻の改ざんを防ぐことができます。
紙のタイムカードでは、打刻の文字に取り消し線を引いて修正時刻を手書きで書く方法が一般的ですが、KINPIRA CLOUDでもその方式を取り入れています。
KINPIRA CLOUDでの打刻の修正と履歴
まず最初に、スタッフが打刻を行った場合の画面表示は次のようになります。
こちらの打刻をスタッフ本人が修正した場合、
このような表示となり、修正前の打刻情報も履歴として残ります。
スタッフ本人ではなく、管理者が修正を行った場合は、
このように紫色で表示されます。
スタッフ本人による修正の後に、さらに管理者が修正を行った場合は、
このように、元の打刻情報、スタッフ本人による修正情報がすべて履歴として残ります。
1ヶ月分の勤怠申請と承認が完了し、月次出勤簿の提出が行われると、履歴は消え、修正後(確定分)の打刻のみが表示されます。
まとめ
打刻情報に基づいて給与計算が行われるため、打刻情報の改ざんは、使用者、労働者のどちらが行った場合でも違法です。
やむを得ず打刻の修正を行う場合は、その履歴をしっかり残すことで改ざんにならない(改ざんと疑われない)ようにしましょう。
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